よくある質問と答え

Q1
水洗い(ランドリー)とドライクリーニングの違いは?
A
水洗いは家庭洗濯と同じで、基本的には商品を洗濯機内に入れ、水と洗剤で洗い、濯ぎ後にソフター漬け或いは糊付けの工程を経て脱水されます。
ドライクリーニングは専用のドライクリーニング機械でドライ溶剤(石油系溶剤等)で洗います。その場合ドライソープと呼ばれる静電気防止剤や水洗いで言えば洗剤やソフターの代わりになるような成分が入ったものも一緒に入れて洗います。水洗いと違い商品の原型を損なわず洗い上がるので、仕上げにさほど時間を要しない大きな利点があります。
Q2
衣類の納品時に付いてくる包装カバーはそのまま掛けたまま保管していいの?
A
結論から言えば、外して保管する方がベターです。包装紙の中に空気が入ったまま抜けずに仕舞われる事になると湿気も抜けずにカビ発生等の恐れが出てまいります。また冬季は石油ファンヒーターをお使いの家庭ですと、窒素酸化物等の発生により衣類の変色や脱色が起こる可能性があります。ですので、包装カバーは外して保管する方が宜しいと思います。
Q3
Yシャツだとクリーニング料金が安いけど、カジュアルシャツやブラウスだとどうしてYシャツの料金より高いの?
A
Yシャツですと流れ作業でのYシャツ専用プレス機があり、その為大量生産が可能になり、クリーニング料金もお安くできます。例えばYシャツのスタンダード仕上げの場合一時間に3名で100枚程の仕上げが可能になりますが、カジュアルシャツやブラウスの仕上げですと一時間に一人当たり5〜9枚ほどになります。カジュアルシャツやブラウスの場合は大量生産ができない上に手仕上げになりますので、お安くはできないという事になります。
Q4
一般洋服類は早く出来上がってくるのに、特殊品(和服、皮革製品、布団、ジュータン類等)に呼ばれる商品は納期がかかるけど、どうしてなの?
A
特殊品は高価な商品が多く作業に大変気を使うほかにほとんどが手作業になります。素材も和服の場合は絹織物が中心になり皮革製品は文字通り動物の皮革製ですので、大変気を使います。また布団、ジュータンは大物商品な上、素材や縫製等も気を使う商品が多いので納期が一般商品より掛かるという事になります。